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太極拳とは

・太極拳の起源については諸説ありますが、現在有力な説では中国の明代末〜清代初に生存した河南省温県陳家溝の陳氏第9世である陳王廷という人物によって創始されたといわれています。陳王廷はそれまで陳氏に伝えられてきた武術をもとに、陰陽哲学・経絡学説・導引吐納術などを取り入れて太極拳を創始したといわれています。

導引吐納術の導引とは一般的な言葉でいうと中国の気功やヨーガのポーズ(アーサナ)にあたり、吐納術とは呼吸法にあたります。
気功はインドの達磨大師が中国へ伝えたといわれていますが、このことからヨーガや仏教の要素が太極拳に多く見いだせるという研究家もいます。

日本では主に健康体操として認識されていますが、正しく行えば身体の気を練り経絡(気の通り道)に沿って体中に巡らすことによって、心身の鍛練や護身に相当な効果があります。

当会では、現在諸派存在する太極拳の中でも、発祥の地といわれている陳家溝に伝わる陳式太極拳の型を使って、気功を中心にした練習を行っています。


メリットの一例

・太極拳は立って行うのでヨーガの難しいポーズができなくても簡単に取り組むことができます。

・足腰が強化され姿勢も矯正されるので腰痛が改善されたり日常の動作がが楽になります。
                                  
・呼吸に合わせてゆったりと全身運動を行いますので、自律神経など心身のバランスが整えられ、心も落ち着きゆったりとした心地よい気分になります。緊張しやすい方にもお勧めです。


・太極拳の動作はゆっくりと負荷をかけた有酸素運動を行いますので、血液中の脂肪や皮下脂肪・内臓脂肪が燃焼されやすく、また運動によって基礎代謝量も上がりますのでダイエットにも効果があります。

・動作と呼吸を合わせて気血を体のすみずみまで運びますので、身体が温まり心身の充実感も得られます。また冷え性などにも効果があります。

・太極拳の姿勢と呼吸により内臓や循環器が強化されるので風邪をひきにくくなります。

・太極拳の効能は慢性病に効果が高く、中国で行われた慢性病患者に対する調査から一例を挙げますと、神経衰弱・感冒には90%以上、高脂血症・心疾患・消化器疾患・関節炎には80%以上の人に効果がみられています。




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